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2023.10.04

家づくりコラム

断熱性能の高い平屋を建てるためのポイントを解説!

こんにちは!シルバニアホームです。 平屋で断熱性能を重視した住まいをお探しの方にはこの記事はぜひ読んでいただきたい内容です。 この記事では、平屋で断熱性能を重視するメリットと、断熱性能の高い平屋を建てるポイントについてご紹介します。 この記事を読むと、平屋の魅力と、快適な暮らしを実現するためのコツが分かります。 平屋で断熱性能を重視するご家族はぜひ最後まで読んでみてください!

 

平屋で断熱性能を重視するメリットは?

平屋とは、一階だけで全ての生活空間が完結している住宅のことです。 平屋には、以下のようなメリットがあります。

 

平屋は暖かくて快適

平屋は、二階建てや三階建てに比べて、天井が低く、空気の流れが少ないため、暖房効率が高くなります。 これは、空気は温度が高いほど軽くなり、温度が低いほど重くなるという性質があるためです。 二階建てや三階建てでは、冬は暖房した空気が上に上がり、夏は冷房した空気が下に下がることで、温度差が生じやすくなります。 しかし、平屋では、天井が低いことで空気の移動が抑えられるため、温度差が少なくなります。 その結果、冬は暖房を使わずに暖かく、夏は冷房を使わずに涼しく過ごせる可能性が高まります。

また、一階だけで生活することで、階段の昇り降りがなくなり、足腰への負担が減ります。 特に高齢者や小さなお子様にとっては、階段は危険や不便の原因になりやすいです。 平屋では、階段の心配をせずに安全に快適に暮らすことができます。

さらに、平屋は床面積が広くなる傾向があるため、部屋の間取りや家具の配置にも自由度が高くなります。 二階建てや三階建てでは、階段や廊下などのスペースを確保する必要がありますが、平屋ではその分広々とした部屋を作ることができます。 また、部屋の数も増やすことができるため、家族それぞれのプライベート空間や趣味の部屋などを設けることも可能です。 これらのことから、平屋は暖かくて快適な住まいと言えます。

 

平屋は省エネで経済的

平屋は、断熱性能を重視することで、省エネ効果を高めることができます。 断熱性能とは、外気と室内の温度差による熱の流出や流入を抑える能力のことです。 断熱性能が高いということは、冬は暖房を使わずに暖かく、夏は冷房を使わずに涼しく過ごせるということです。 これによって、電気代やガス代などの光熱費を節約することができます。

断熱性能が高い住宅は、結露やカビの発生も防ぐことができるため、建物の劣化や修繕費用も抑えることができます。 結露が起こると、壁や窓などの素材が損傷したり、カビやダニなどの発生源になったりします。 カビやダニは、アレルギーや喘息などの健康被害を引き起こす可能性があります。 断熱性能が高い住宅では、外気と室内の温度差を小さくすることで、結露を防ぐことができます。 その結果、建物の寿命を延ばし、健康的な住環境を保つことができます。

これらのことから、平屋は省エネで経済的な住まいと言えます。

 

断熱性能の高い平屋を建てるポイント

断熱性能の高い平屋を建てるためには、以下のポイントに注意する必要があります。

 

基礎・外壁・天井・窓・ドアに断熱材を施す

断熱性能を高めるためには、基礎・外壁・天井・窓・ドアなどの外皮部分に断熱材を施すことが重要です。 断熱材には様々な種類がありますが、一般的にはグラスウールや発泡ウレタンなどの合成樹脂系やセルロースファイバーなどの植物系が多く使われます。 断熱材の厚さや種類によって、断熱効果やコストが異なりますので、ご予算やご要望に合わせて選ぶことが大切です。

グラスウールは、ガラスを溶かして細い繊維にしたもので、空気層を多く含むために断熱効果が高いです。しかし、グラスウールは湿気に弱く、カビやダニの温床になりやすいという欠点があります。 また、グラスウールは繊維が刺激物質となって肌や呼吸器に影響を与える可能性があります。 そのため、グラスウールを使う場合は、防湿シートや防音シートなどで覆うことが必要です。

発泡ウレタンは、化学反応で発泡させた樹脂で、空気層を閉じ込めた断熱材です。 発泡ウレタンは湿気に強く、カビやダニの発生を防ぐことができます。 また、発泡ウレタンは軽量で施工しやすいという利点があります。 しかし、発泡ウレタンは燃えやすく、有害物質を発生させる可能性があります。 そのため、発泡ウレタンを使う場合は、防火シートや防炎シートなどで覆うことが必要です。

セルロースファイバーは、新聞紙や木材などの植物資源を再利用したもので、空気層を多く含んでいる点が特徴の断熱材です。 セルロースファイバーは湿気に強く、カビやダニの発生を防ぐことができます。 また、セルロースファイバーは自然素材であるため、人体に影響を与えることが少ないです。 しかし、セルロースファイバーは燃えやすく、有害物質を発生させる可能性があります。 そのため、セルロースファイバーを使う場合は、防火シートや防炎シートなどで覆うことが必要です。

基礎・外壁・天井・窓・ドアに断熱材を施すことで、平屋の断熱性能を高めることができますが、それぞれの部分に適した断熱材を選ぶことが重要です。 例えば、基礎には湿気に強く耐久性の高い断熱材を使うことが望ましいです。 外壁には風雨や日光に耐えられる断熱材を使うことが望ましいです。 天井には軽量で施工しやすい断熱材を使うことが望ましいです。 窓には透明度の高い断熱材を使うことが望ましいです。 ドアには開閉しやすい断熱材を使うことが望ましいです。

 

換気システムを設置する

断熱性能が高い住宅は、外気との熱交換が少ないため、室内の空気がこもりやすくなります。 そのため、新鮮な空気を取り入れるために、換気システムを設置することが必要です。 換気システムには様々な種類がありますが、一般的には自然換気や強制換気、熱交換型換気などがあります。

自然換気は、窓やドアを開けるだけでできるため、設備費用はかかりません。 しかし、自然換気は外気温や風向きに左右されるため、一定の換気量を確保することが難しいです。 また、自然換気は外気と室内の温度差によって熱が流出したり流入したりするため、断熱効果も低下します。 そのため、自然換気は断熱性能の高い住宅にはあまり適していません。

強制換気は、ファンやダクトを使って空気を送り出すことで、一定の換気量を確保することができます。 しかし、強制換気は電力消費が多くなるため、光熱費がかかります。 また、強制換気は外気と室内の温度差によって熱が流出したり流入したりするため、断熱効果も低下します。 そのため、強制換気は省エネ性能の高い住宅にはあまり適していません。

熱交換型換気は、室内の空気と外気の温度差を利用して熱を回収することで、空気の入れ替えと断熱効果を両立することができます。 熱交換型換気は専用の機器を使って行うため、設備費用がかかります。 しかし、熱交換型換気は電力消費が少なくて済むため、光熱費を節約することができます。 また、熱交換型換気は外気と室内の温度差による熱の流出や流入を抑えることで、断熱効果も高めることができます。 そのため、熱交換型換気は断熱性能や省エネ性能の高い住宅に最適です。

換気システムの種類や性能によって、快適さや経済性が異なりますので、ご予算やご要望に合わせて選ぶことが大切です。

 

日射・風・景観を考慮した間取りと方位を決める

断熱性能の高い平屋を建てるためには、日射・風・景観などの自然環境を考慮した間取りと方位を決めることも重要です。 日射は、冬は暖かさを得るために南向きに窓を多く設けることが望ましいですが、夏は暑さを避けるために日除けやカーテンなどで遮光することが必要です。 風は、夏は涼しさを得るために風通しの良い場所に窓を設けることが望ましいですが、冬は寒さを避けるために風の影響を受けにくい場所に窓を設けることが必要です。 景観は、自然や街並みなどの美しい景色を楽しむために窓から見えるように配置することが望ましいですが、プライバシーやセキュリティなどの問題も考慮することが必要です。 間取りと方位は、日射・風・景観だけでなく、家族構成や生活スタイルなどの個人的な要素も考慮することが大切です。

 

まとめ

この記事では、平屋で断熱性能を重視するメリットと、断熱性能の高い平屋を建てるポイントについてご紹介しました。 平屋は暖かくて快適で省エネで経済的な住まいですが、断熱材や換気システム、間取りや方位などの工夫をすることで、平屋の断熱性能を高めることができます。シルバニアホームでは平屋の断熱性能に関する知識や経験を持ったスタッフがはあなたの平屋づくりを全力でお手伝いをさせていただきます。 もし、平屋の断熱性能に関するご質問やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

シルバニアホームでは、相模原・厚木・小田原・横浜で国産材100%、無垢材の注文住宅をご提案しています。 相模原・厚木・小田原・横浜でのお家づくりはシルバニアホームにお任せください!!