TOPICS

更新情報
  1. TOP
  2. 更新情報
  3. 【断熱性能の高い家のメリットは?】高断熱住宅の魅力と注意点を徹底解説

2023.09.06

家づくりコラム

【断熱性能の高い家のメリットは?】高断熱住宅の魅力と注意点を徹底解説

こんにちは!シルバニアホームです。 皆さんは、家を建てるときに「断熱性能」という言葉に気を付けていますか? 断熱性能とは、家の壁や窓などが外からの熱や寒さをどれだけ遮断できるかということです。 断熱性能が高い家は、快適な室内環境を作り出し、光熱費や健康面にもメリットがあります。 しかし、断熱性能が高いだけでは不十分で、換気や湿度管理なども重要です。 今回の記事では、断熱性能の高い家のメリットと注意点について詳しくご紹介します。 この記事を読むことで、断熱性能の高い家の魅力と住み心地を深く理解できます。 これから新築を考えているご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください。


 

目次

  1. 断熱性能の高い家とは?
    1. 断熱性能とは?
    2. 断熱性能の基準とは?
    3. 断熱性能を測定する方法とは?
  2. 断熱性能の高い家のメリット4選
    1. 断熱性能の高い家のメリット①:快適な室内環境を作り出す
    2. 断熱性能の高い家のメリット②:光熱費を削減する
    3. 断熱性能の高い家のメリット③:健康面で良い影響を与える
    4. 断熱性能の高い家のメリット④:建物の耐久性を高める
  3. 注意すべき点
    1. 注意すべき点①:換気が不十分になる
    2. 注意すべき点②:湿度管理が難しくなる
  4. まとめ:断熱性能は住まいづくりで大切なポイント

断熱性能の高い家とは?


まず、断熱性能の高い家とはどういうものなのか、その基準や測定方法について説明します。


断熱性能とは?


「断熱性能」とは、建物の外壁や窓などが外からの熱や寒さをどれだけ遮断できるかということです。 断熱性能が高いということは、外気温に左右されずに室内温度を一定に保つことができるということです。 逆に、断熱性能が低いということは、外気温に影響されやすく、室内温度が不安定になるということです。


断熱性能の基準とは?


「断熱性能」は、「U値」という数値で表されます。このU値は、建物の部位ごとに1㎡あたりに流れる熱量を表す数値です。 その部位がどれだけ外からの熱や寒さを通しやすいかを示す数値であり、小さいほど断熱性能が高いことを意味します。 日本では、「次世代省エネ基準」と呼ばれる基準値が設定されており、この基準値以下のU値を持つ住宅が「高断熱住宅」と呼ばれます。 次世代省エネ基準では、壁や屋根などのU値は0.46以下、窓などのU値は2.8以下であることが求められます。


断熱性能を測定する方法とは?


断熱性能を測定する方法には、「計算法」と「実測法」の2種類があります。 計算法では、建物の部位ごとに使用されている材料や厚さなどからU値を算出します。 実測法では、実際に建物の部位に温度計や熱流計などの測定器を取り付けて、U値を測定します。 計算法は、設計段階で断熱性能を予測するのに便利ですが、施工の精度や経年劣化などの影響を受けやすいです。 実測法は、完成後に断熱性能を確認するのに適していますが、測定器の設置や解析に時間や費用がかかります。


断熱性能の高い家のメリット4選


次に、断熱性能の高い家にはどのようなメリットがあるのか、4つのポイントに分けてご紹介します。


断熱性能の高い家のメリット①:快適な室内環境を作り出す


断熱性能の高い家のメリットの一つ目は「快適な室内環境を作り出す」です。 断熱性能が高い家では、外からの熱や寒さを遮断することができるため、室内温度を一定に保つことができます。 これにより、冬は暖かく、夏は涼しく、1年を通して快適な生活空間を提供します。 また、断熱性能が高いということは、音や振動も遮断することができるということでもあります。 そのため、外からの騒音や振動に悩まされることなく、静かで落ち着いた空間を楽しむことができます。


断熱性能の高い家のメリット②:光熱費を削減する


断熱性能の高い家のメリットの二つ目は「光熱費を削減する」です。 断熱性能が高い家では、外からの熱や寒さに影響されずに室内温度を一定に保つことができるため、冷暖房機器の使用頻度や時間を減らすことができます。 これにより、光熱費を節約することができます。 例えば、[1]によると、次世代省エネ基準に適合した住宅では、一般的な住宅よりも年間約5万円程度光熱費が安くなるというデータがあります。


断熱性能の高い家のメリット③:健康面で良い影響を与える


断熱性能の高い家のメリットの三つ目は「健康面で良い影響を与える」です。 断熱性能が高い家では、室内温度や湿度を適切に管理することができるため、体調や肌荒れなどに良い影響を与えます。 特に冬場は、寒さや乾燥から体を守ることができます。 また、外からの花粉やハウスダストなども遮断することができるため、アレルギーなどに悩む方にもおすすめです。


断熱性能の高い家のメリット④:建物の耐久性を高める


断熱性能の高い家のメリットの四つ目は「建物の耐久性を高める」です。 断熱性能が高い家では、外からの熱や寒さによる建物の収縮や膨張を抑えることができるため、建物の構造に負担がかかりにくくなります。 これにより、建物の寿命を延ばすことができます。 また、断熱性能が高いということは、内部結露やカビなどの発生も防ぐことができるということでもあります。 そのため、壁や床などの素材や仕上げにもダメージが少なくなります。


注意すべき点


断熱性能の高い家には多くのメリットがありますが、それだけでは十分ではありません。 断熱性能を高めることで生じる問題点にも注意する必要があります。 以下に、断熱性能の高い家に注意すべき点を2つご紹介します。


注意すべき点①:換気が不十分になる


注意すべき点の一つ目は「換気が不十分になる」です。 断熱性能が高い家では、外からの空気の出入りが少なくなるため、室内の空気が滞留しやすくなります。 これは、室内の空気質を低下させるだけでなく、二酸化炭素や水蒸気などの有害物質や湿気を溜め込むことにもなります。 その結果、カビやダニなどの発生や、頭痛やめまいなどの健康被害を引き起こす可能性があります。シルバニアホームでは、


注意すべき点②:湿度管理が難しくなる


注意すべき点の二つ目は「湿度管理が難しくなる」です。 断熱性能が高い家では、外からの湿度変化に影響されずに室内湿度を一定に保つことができますが、それだけでは不十分です。 室内でも人間やペットなどの呼吸や発汗、料理や洗濯などで水蒸気が発生します。 これらの水蒸気は室内に溜まりやすく、適切に排出されないとカビや結露などの原因となります。 そのため、湿度管理は換気と同様に重要です。


まとめ:断熱性能は住まいづくりで大切なポイント


今回は、「断熱性能」について詳しく解説しました。 断熱性能は住まいづくりで大切なポイントであり、高いほうがメリットが多いです。 しかし、断熱性能だけではなく、換気や湿度管理なども考慮する必要があります。 断熱性能と換気のバランスをとることで、快適で健康的な住まいを実現できます。

シルバニアホームでは、相模原・厚木・小田原・横浜で国産材100%、無垢材の注文住宅をご提案しています。
相模原・厚木・小田原・横浜でのお家づくりはシルバニアホームにお任せください!