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2023.08.29

家づくりコラム

長期優良住宅とは?|メリットや制度の概要も

こんにちは!シルバニアホームです。 最近、「長期優良住宅」という言葉を耳にすることが多くなったと思いますが、その意味や具体的なメリットについて詳しくご存知ですか? 今回の記事では、長期優良住宅とは何か、メリットや制度の概要、そして長期優良住宅にするためのポイントについて詳しく解説します。 この記事を読むことで、長期優良住宅の魅力とその取得方法について深く理解できます。 これから新築を考えているご家族は、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

 

そもそも長期優良住宅とは?

 

長期優良住宅とは、国が定めた基準を満たす高品質な住宅のことを指します。 ここでは、長期優良住宅の定義とその基準について説明します。

 

 

長期優良住宅の定義とは?

 

「長期優良住宅」という言葉は耳にすることがあっても、その具体的な定義について理解している方は少ないかもしれません。 簡単に言えば、長期優良住宅とは「長く快適に暮らせる住宅」のことを指します。 具体的には、以下の4つの特徴を持つ住宅です。

 

  • 耐震性や断熱性などの性能が高く、安全で快適な住環境を提供する
  • 省エネルギーや創エネルギーなどの環境配慮がされており、地球環境に貢献する
  • 間取りや設備などの変更が容易であり、ライフスタイルや世代の変化に対応できる
  • 定期的な点検や補修が行われており、建物の劣化を防ぐ

 

 

 

 

長期優良住宅の基準とは?

 

「長期優良住宅」という名称は国が認定するものであり、そのためには国が定めた基準を満たす必要があります。 長期優良住宅の基準は、「建築物性能表示制度」という制度で規定されています。 この制度では、以下の6つの項目について性能表示を行う必要があります。

 

  • 耐震性能:地震に対する建物の強さ
  • 耐久性能:建物が劣化しないようにするための対策
  • 省エネルギー性能:エネルギーの消費量を抑えるための対策
  • 維持管理性能:建物の点検や補修を行うための対策
  • 居住性能:住み心地や快適さを高めるための対策
  • 可変性能:間取りや設備を変更しやすくするための対策

これらの項目について、それぞれ4段階の等級が設定されており、長期優良住宅として認定されるには、最低でも全項目で2等級以上を取得する必要があります。

 

 

 

 

長期優良住宅にするためのポイントとは?

 

長期優良住宅にするためには、建築工事の段階で特別な施工を行う必要があります。 具体的には、以下のようなポイントに注意する必要があります。

 

  • 耐震性能を高めるためには、基礎や柱、梁などの構造部材に強度や耐久性の高い素材を使用すること、壁や床、屋根などの接合部分に耐震金物を使用することなどが求められます。
  • 耐久性能を高めるためには、外壁や屋根などの外装材に耐候性や防水性の高い素材を使用すること、内装材や設備にも耐久性やメンテナンス性の高い素材を使用することなどが求められます。
  • 省エネルギー性能を高めるためには、断熱材や気密材を適切に施工すること、窓や扉に断熱性や遮光性の高い素材を使用すること、太陽光発電や太陽熱利用などの創エネルギー設備を導入することなどが求められます。
  • 維持管理性能を高めるためには、建物内外の点検口や補修口を設置すること、配管や配線などの設備を見えるように配置すること、定期的な点検や補修計画を立てることなどが求められます。
  • 居住性能を高めるためには、室内空気の質や温度・湿度・音響・照明などの快適度を考慮すること、換気システムや空調システムなどの設備を適切に設計すること、防火・防犯・防災などの安全対策も行うことなどが求められます。
  • 可変性能を高めるためには、間取りや設備の変更が容易なように柔軟なプランニングを行うこと、壁や床などの仕上げ材も変更しやすいように選ぶこと、将来的な増改築も可能なように土地や建物の余裕も確保することなどが求められます。

 

 

 

 

長期優良住宅のメリット3選

 

長期優良住宅には、高品質な住宅としてのメリットだけでなく、さらに以下のようなメリットがあります。

 

 

 

 

 

長期優良住宅のメリット①:税金や住宅ローンの優遇措置を受けられる

 

長期優良住宅には、国や地方自治体から様々な優遇措置が受けられます。 例えば、以下のようなものがあります。

 

  • 固定資産税や都市計画税の減免:長期優良住宅に認定された場合、最大で10年間、固定資産税や都市計画税が半額になります。
  • 住宅ローン減税の拡充:長期優良住宅に認定された場合、住宅ローン減税の対象となる金額が通常よりも高くなります。また、減税期間も通常よりも長くなります。
  • フラット35Sの利用:長期優良住宅に認定された場合、フラット35Sという低金利で長期間の固定金利型の住宅ローンを利用できます。

これらの優遇措置は、長期優良住宅にすることで発生するコストを補助するとともに、長期的な経済的メリットを提供します。

 

 

 

 

長期優良住宅のメリット②:建物価値が高く保たれる

 

長期優良住宅には、建物価値が高く保たれるというメリットもあります。 一般的に、建物は時間とともに劣化し、価値が下がっていきます。 しかし、長期優良住宅では、性能や品質が高く、維持管理や可変性も考慮されているため、建物の寿命が延び、価値が下がりにくくなります。 また、将来的に売却や譲渡をする際にも、長期優良住宅であることが付加価値となり、高い評価を得られる可能性があります。

 

 

 

 

 

長期優良住宅のメリット③:快適で健康的な暮らしを送れる

 

最後に、長期優良住宅には、「快適で健康的な暮らしを送れる」というメリットもあります。 長期優良住宅では、断熱性や気密性が高く、省エネルギーや創エネルギーが導入されているため、冬は暖かく夏は涼しく、一年中快適な温度を保つことができます。 また、換気システムや空調システムなども最適化されているため、新鮮で清潔な空気を呼吸することができます。 さらに、防火・防犯・防災などの安全対策も行われているため、安心して暮らすことができます。 これらのことは、住む人の健康や幸福度にも大きく影響します。

 

 

 

 

 

まとめ

 

今回は、「長期優良住宅」とは何か、メリットや制度の概要、そして長期優良住宅にするためのポイントについて詳しく解説しました。 長期優良住宅は、高品質な住まいを実現するとともに、経済的や環境的なメリットも提供します。

シルバニアホームでは、相模原・厚木・小田原・横浜で国産材100%、無垢材の注文住宅をご提案しています。
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